2006年07月25日

天然ミネラルとケイ酸

久々の日記になってしまいました。今日、稲の生育調査をしてみると3ミリほどの幼穂ができていました。これは稲穂になる部分で拡大してみるともうすでにひとつひとつの穂がついています。といっても肉眼では白くて小さな筆先のようにしかみえませんが・・・。あと1月もしないうちに出穂となり稲の花が咲きます。この時期に形成される葉や根を最後にその後、稲はそのエネルギーをほとんどと言ってよいほどお米の実を充実させる為についやします。言い換えれば今形成される葉と根で稲を最後まで実らせなければなりません。そのためにうちではこの時期に天然のミネラル(微量要素)とケイ酸をまいて活力の高い状態にしてあげます。ミネラル(微量要素)はこんな少しで効くのと思うくらい効果を発揮します。特に昨年や今年のように天候不順の年は適面です。ちなみにその時に同時に散布するケイ酸(もちろん天然資材です)は稲の光合成能力を高めるとともに稲の茎や葉を固くし病気や倒伏の抵抗性を高めます。・・・なんか話が専門的になってしまった。
posted by おか at 18:31| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月08日

ハイパーダッシュ!

稲も雑草も勢いづいてきて田の草取りもいよいよ終盤。無農薬のメインの田んぼも残り1枚の1/3程度になっていました。今日は贈答用のお米の出荷もあり草取りに入ったのが午後4時。なんとか今日中に終わらせて明日の日曜日は休みたいところ・・。いつものごとく相棒のおぢ君と草取りを開始。しばらくすると近くのお寺の鐘がゴ〜ン、5時だ!終わらせたい一心で2人ともスイッチが入りアドレナリン全開!おぢ君にいたっては通常の倍はあろうかというペースでなんとか日のあるうちに終わらせる事ができました。はたして明日2人とも動けるのだろうか?
posted by おか at 23:13| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月05日

田の草とり

このところ田んぼの草取りが続いています。米づくりのなかでもっとも辛い作業のなかのひとつですが無農薬でやっている以上この作業はかかせません。一般に敬遠されるヒエなどは米ぬかと深水管理でほとんど苦にはならないのですが、コナギやクログワイ、ホタルイなどの雑草は深水や米ぬかでは効果があまりなく落水したとたんに勢いづいてきます。そうなるとせっかくあげた肥料もみんな横取りされて稲は細る一方です。少しでも稲に優勢になってもらうために今の時期に草取りをするのですが手押しの除草機で大雑把に除草してあとはていねいに手取りです。以前機械の除草機を使ったことがあるのですが取り残しが多く稲の損傷の多いので今のやりかたに・・・しかしこの作業が数日続くと腰と首がちぎれそうなほど病めてくる。なにか他に良い除草方法はないものか?
posted by おか at 17:59| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2006年07月04日

トンボの羽化が真っ盛り

ここ数日トンボの羽化がピークを迎えています。午前中の早い時間に田んぼにつかっているとまだヤゴから出たばかりの真っ白いトンボを多く見る事ができます。羽化したてのトンボは羽もしわくちゃの縮んだまんまで時間とともに透明の伸びた羽になっていきます。ヤゴからでたトンボが始めて飛ぶ瞬間はやはり感動ものです。水の中からでて羽化し始めて空を飛んだ瞬間トンボは何を思うのだろうか?中には羽が伸びきれずに硬化してしまって飛べないトンボを見かけることがありますが自然の厳しさと残酷さをつくづくと感じます。
posted by おか at 23:04| Comment(0) | TrackBack(1) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする