2006年08月25日

やられた!

山の田んぼでつくっている赤米が大変な事に・・・。本来なら出穂をひかえて元気よく開いているはずの葉っぱがほとんどなくなっていた。犯人はツトムシといわれる虫の幼虫で葉っぱという葉っぱを食い散らかしていた。ひどい物は茎しかのこっておらず全体的に見ても6〜7割の葉っぱが被害を受けていた。山の田んぼでまわりには他の田んぼが全くないことから集中砲火をあびてしまった。1週間ほど前までは大丈夫だったのに・・油断していた。相棒のおぢ君と1匹1匹虫退治をしたけれど、はたしてお米のなるのか?非常にショックな1日でした。
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2006年08月13日

穂が出ました

うちの田んぼの稲もようやく穂が出始めました。ひと穂あたりの着粒数も160前後でまずまずです。あとは稲刈りまでの期間、天候に恵まれる事を期待して・・・。
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2006年07月25日

天然ミネラルとケイ酸

久々の日記になってしまいました。今日、稲の生育調査をしてみると3ミリほどの幼穂ができていました。これは稲穂になる部分で拡大してみるともうすでにひとつひとつの穂がついています。といっても肉眼では白くて小さな筆先のようにしかみえませんが・・・。あと1月もしないうちに出穂となり稲の花が咲きます。この時期に形成される葉や根を最後にその後、稲はそのエネルギーをほとんどと言ってよいほどお米の実を充実させる為についやします。言い換えれば今形成される葉と根で稲を最後まで実らせなければなりません。そのためにうちではこの時期に天然のミネラル(微量要素)とケイ酸をまいて活力の高い状態にしてあげます。ミネラル(微量要素)はこんな少しで効くのと思うくらい効果を発揮します。特に昨年や今年のように天候不順の年は適面です。ちなみにその時に同時に散布するケイ酸(もちろん天然資材です)は稲の光合成能力を高めるとともに稲の茎や葉を固くし病気や倒伏の抵抗性を高めます。・・・なんか話が専門的になってしまった。
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2006年07月08日

ハイパーダッシュ!

稲も雑草も勢いづいてきて田の草取りもいよいよ終盤。無農薬のメインの田んぼも残り1枚の1/3程度になっていました。今日は贈答用のお米の出荷もあり草取りに入ったのが午後4時。なんとか今日中に終わらせて明日の日曜日は休みたいところ・・。いつものごとく相棒のおぢ君と草取りを開始。しばらくすると近くのお寺の鐘がゴ〜ン、5時だ!終わらせたい一心で2人ともスイッチが入りアドレナリン全開!おぢ君にいたっては通常の倍はあろうかというペースでなんとか日のあるうちに終わらせる事ができました。はたして明日2人とも動けるのだろうか?
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2006年07月05日

田の草とり

このところ田んぼの草取りが続いています。米づくりのなかでもっとも辛い作業のなかのひとつですが無農薬でやっている以上この作業はかかせません。一般に敬遠されるヒエなどは米ぬかと深水管理でほとんど苦にはならないのですが、コナギやクログワイ、ホタルイなどの雑草は深水や米ぬかでは効果があまりなく落水したとたんに勢いづいてきます。そうなるとせっかくあげた肥料もみんな横取りされて稲は細る一方です。少しでも稲に優勢になってもらうために今の時期に草取りをするのですが手押しの除草機で大雑把に除草してあとはていねいに手取りです。以前機械の除草機を使ったことがあるのですが取り残しが多く稲の損傷の多いので今のやりかたに・・・しかしこの作業が数日続くと腰と首がちぎれそうなほど病めてくる。なにか他に良い除草方法はないものか?
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2006年07月04日

トンボの羽化が真っ盛り

ここ数日トンボの羽化がピークを迎えています。午前中の早い時間に田んぼにつかっているとまだヤゴから出たばかりの真っ白いトンボを多く見る事ができます。羽化したてのトンボは羽もしわくちゃの縮んだまんまで時間とともに透明の伸びた羽になっていきます。ヤゴからでたトンボが始めて飛ぶ瞬間はやはり感動ものです。水の中からでて羽化し始めて空を飛んだ瞬間トンボは何を思うのだろうか?中には羽が伸びきれずに硬化してしまって飛べないトンボを見かけることがありますが自然の厳しさと残酷さをつくづくと感じます。
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2006年06月30日

蛍発見!

日課の水見(みずみ)をしていると稲の葉っぱにホタルを発見。少し大柄なのでゲンジボタルだと思うのですが。考えてみればもう6月も終わり。ホタルの季節だな〜。気がむくと夜の稲を見に行ったりしますが暗闇の中に凛として立つ稲のまわりを飛び交うホタルを見ていると感慨深いものがあります。
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2006年06月28日

畦の草刈り

今年2回目の草刈りです。1回目の草刈りは田植えの前に終わらせてちょうど1ヶ月前。気温が高くなるにしたがって畦の草もぐんぐん伸びてきます。春先の草はまだ柔らかくて刈っていても軽くスイスイ進むので草刈りをしていても気持ちがいいのですがこれからの草は固く密度もあるのでなかなかしんどい。ましてや風のない日中に大きな畦(畦というよりは斜面)は特にこたえます。滑らないように斜面にしっかりとふんばりおもいっきり草刈り機を振り上げます。ほんとに暑い日は頭の中が真っ白になりそのうち景色が黄色っぽく見えてきてフェードアウト・・・熱中症です!これまでに2回ほど。学習してそれからはあまり無理をしないよう心掛けています。
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2006年06月26日

畑から寛永通宝

おぢ君が枝豆(茶豆)に追肥をしてうねに土を寄せていたところなんと昔のお金を発見!2.5センチ位の硬貨で寛永通宝の文字がありました。調べてみると裏のふち幅が比較的狭く文字や模様が入っていない事から寛永13年頃につくられたというものに非常に良く似ています。寛永13年というと西暦1636年、約370年も昔のもの。「うーんロマンだ〜!」けれど当時落とした人はショックだったんだろうな・・・
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2006年06月19日

田んぼにコンブ

この数日米ヌカを撒き終わった田んぼにコンブを発酵濃縮させたミネラル資材を撒いています。コンブといっても一般によく口にする昆布ではなくてレッソニアといって南太平洋の冷水域に生息するミネラル分を多く含んだコンブの仲間で静岡の河合肥料さんの販売しているものです。通常作物(お米や野菜)は必要最低限の栄養を肥料を与えて効率よく育てようとします。しかし人間もそうですが通常必要な炭水化物やタンパク質、脂質などの栄養だけでもとりあえずは体を維持できますが長い目で見てそれだけではけっして健全な状態を維持できません。もともと海で生まれた単細胞から分化した生き物(植物も)は少なからず共通した細胞の構造を持っています。微量ではあるけれど植物だって健全に育つ為にはミネラルだって必要とします。無農薬や減農薬で殺菌剤などの農薬を使わないので育てる栽培であれば病気にかかりにくい稲にするのが一番大切な事であると思います。
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2006年06月17日

赤米田んぼの田植えも終わり・・

田植え作業の最後の締めとして赤米田んぼの田植えをしました。5月の10日過ぎとかなり遅らせてスジ播き(種まき)をしたのですが暖かくなってからのスジ播きだったので順調にすくすくと育ち分げつ(株分かれ)も始まっていました。根の状態も良好でしっかりとした根が約20センチ(草丈と同じくらい)ほど伸びていました。通常行われる機械での田植えでは植える際に田植機のツメでほとんどが切られてしまい田植えから1週間ほど成長がとまってしまいます。せっかく伸びた根を切ってもったいないと思いつつ手植えで移植を終わらせてきました。試験栽培ということもあり苗箱3枚程度しかなかったので手で植えるしか手段がなかったのですが・・・ほんとうは昔のように苗の根をほぐしながら植えるのが稲にとっては一番理想なんだろうな・・。
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2006年06月15日

バッチリ!

赤米田んぼに確認に行ったところ漏水がばっちりとまっていた。昨日の水深からマイナス1センチ未満におさまっていた。そして代かきの仕上がりも上々。高いところと低いところの差も2センチ程度。これならレーキで軽く手直しするだけでOK。明後日には予定どうり植えられそうです。
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2006年06月14日

赤米田んぼ代かき

昨日ようやく水のまわった赤米の田んぼをトラクターを入れて代かきをすることに。元休耕田ということもありトラクターで念入りに縦踏み横踏みを繰り返し漏水箇所を締めてゆきます。これで2、3日おいて水が漏れていないことが確認できたら土が落ち着くのを待っていよいよ田植えです。
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2006年06月13日

弥生人?

赤米用に借りた山の田んぼに水をかけて早5日。田んぼに一向に水が溜まりません。山の田んぼの為に水が細いということもあるのですがやはり長年転作用に田んぼとして使っていなかったからでしょうか。畑としては水はけが良くて良かったのでしょうがこれでは代かきになりません。とりあえずおぢ君とかなちゃんとの3人で田んぼにムラなく水が回るように3尺おきくらいにスコップで水道をつけ水になじんだ所から足で踏み練りようやく水田らしくなりました。機械の無かった時代の人もこんなことをしていたのでしょうか?作業をしながら弥生人になった気分を満喫した1日でした。
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2006年06月12日

米ヌカ撒き!

今日から米ヌカ撒きです。有機栽培の除草方法のひとつで米ヌカが分解される際に田んぼの水が還元状態になり発芽したばかりの芽に障害を与え雑草の発生量を減らす事ができるそうです。そして微生物やその他の田んぼの生き物の活動が活発になり地表面にトロトロの土の層をつくり発芽したばかりの小さな雑草を埋没させてくれます。また分解後稲刈り時期まで肥料成分としてじりじりと効くので稲の秋落ちを防ぐのにも役立ちます。(ちなみに秋落ちとは稲が収穫前に活力を無くしてしまう事で胴割れ米や登熟不良のお米の原因になったりします)いい事ずくめの米ヌカですが使用量を間違ってしまうと肥料として効きすぎて早い時期から稲が倒れたり、食味を落とす原因にもなってしまいますので田んぼの状態をみながら撒き方を変えていきます。
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2006年06月10日

ようやく田植えも終わり

残っていた無農薬田の田植えも終わりやっと一息付けそうです。最初に植えた苗の根もかなり伸び始めていたし・・順調、順調!あとは補植と米ぬか撒き、そして恐怖の草取りが待っている。
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2006年06月09日

補植(ほしょく)・・・?

相棒のおぢ君(ニックネームです)とモチ苗の補植をしました。補植(ほしょく)とは田植機でうまく植えられずに欠株(けっかぶ)になった箇所に苗を植えたり土にいいあんばいに刺さらずに転んだ苗を直して行く作業です。苗箱(ポット)の段階では抜けが多いのは気にはなっていたのですがここまで欠株が多いとは思ってもいませんでした。田植機で植えた分の約1割近くが欠株に・・・。あまりの多さにこれは補植ではなく田植えといった方のが正解かも。
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2006年06月06日

鳥たちはトラクター好き!

減農薬田の田植えも終わり無農薬田の植え代が始まりました。田ぶちの時もそうなのですが田んぼでトラクター作業を始めると鳥たちが集まってトラクターのまわりをうろうろします。むくどりやカラス、セキレイなどです。彼らはトラクターによって掘り起こされた土の中にいるミミズやオケラなどの虫を目的に集まってきます。彼らもなれたものでトラクターから降りない限りけっして逃げたりしません。特にカラスはトラクターに合わせて畦の上をひょこひょこと付いてきて時折目が合うと首を傾げたりしてなかなか愛嬌があります。また、これからの季節ツバメは畦を歩いたりしていると寄ってきます。これは畦草にかくれていた虫たちが人が歩いて飛び出したところを捕食しようとして周りをぐるぐると旋回してゆきます。ある意味これも人と鳥たちの共存の形なのか?
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2006年06月05日

田植え第一段完了

週末から今日にかけて最初の田植えが終わりました。今回植えた苗は減農薬仕様のコシヒカリと餅米(黄金モチ)。普通の家よりも2〜3週間遅い田植えですが成苗(せいびょう)植えといって苗を5〜6枚葉、草丈20センチの大きな苗を植える為です。通常だと稚苗(ちびょう)植えで2.5枚葉の苗で草丈は10センチ程度。うちの有機栽培の場合は雑草を少しでも抑えるために田植え直後から水を10センチちかく張り込みます。そのため普通の苗だと完全に水没してしまうためにこのような方法をとっています。成苗は活力が旺盛で田植えの2日後には新しい根がぐんぐん伸び始めます。また、水温もだいぶ暖かくなってきているので苗へのストレスも少なくてすみます。早く雑草に負けない立派な稲に育ってほしいものです。
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2006年06月03日

ショック!

先日、畑に植えた枝豆の種やジャガイモなどが無惨にも掘り散らかされていました。実に悲しい光景です。ちょうど芽を出し始めて安心していた矢先に。辺りを見ると小さな足跡がたくさん残っていました。おそらくタヌキの仕業でしょう。せっかく植えた種や苗たちを・・ひどい事をしやがる。とりあえずネットでも張って畑に入れないように対策をしなくては。
posted by おか at 23:02| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする